カーリング・シート(氷)の作り方、教えます?

先日、カーリング・シート(氷)の作り方について、青森県カーリング協会・對馬理事にお尋ねいたしました。
カーリングが行われるシートは、ただ水をまいて凍らせた氷ではありません。
スプレー状にして水を何層にも薄くまいて凍らせていきますが、室温や湿度にも注意しながら作っています。
ゲームが行われる氷は、ゲームをおもしろくする上で重要な役割を果たしています。
例えば、ウェイト(スピード)とカール(曲がり)は、氷の温度、湿度、ストーン、ぺブル(注)で決まるのだそうです。
【リンクの作り方】
カーリングに使う氷は、どこまでも平らでなければなりません。40メートルで最大2ミリメートルの誤差しか認められていないのです。つまり、2万分の1の精度で平らに仕上げなければなりません。
また、氷は非常にデリケートで窓から直射日光が差し込まないようにしても、どうしても窓側の氷が早く溶けてしまうそうです。また、氷は人体の熱や屋根の構造などによっても空気の流れが変わり氷の溶け具合に大いに影響するのです。
そのため、会場作りは細心の注意と緻密なテクニックが要求されます。
(シート略図)
(注)
「ぺブル」とは、リンクの氷上に水をまいてできた細かい氷の粒のことで、試合開始前に作られます。ぺブルの役割は、ストーンが氷上を滑っていく時、ストーンはぺブルをつぶしながら進んで行きますが、ぺブルはドローウェイト(ストーンをハウスの中に止めること)には非常に大きな影響を与えます。
ほとんどのカーラーは、ぺブルがなければストーンをしっかりとハウスに届くよう投げることはできないのです。
リンク作りには、緻密で繊細な高度の技術が求められているのですね。
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